Title1945年8月の記憶 Memories in August 1945 by Yuukinosight Lyrics
Hiroshima city, rise up. Coming up, yo
Nagasaki city, rise up.Coming up, yo
日本全土、rise up.Coming up, yo
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up
雲ひとつ無い 8月6日朝 8時15分 閃光が走った
広島型原爆 リトルボーイ エノラゲイには神父が同乗した
地上約600メートル地点で炸裂 この9日後に日本は敗れる
ウラン235/50キロのうち たった1キログラム程の分裂は
かつて大本営も置かれた軍都 広島の街を一瞬で葬った
交渉が滑らせた決戦兵器 通信や行政機能は ほぼ停止
誰が望ませた歴史の1ページ 即死だ お国に捧げた精神
神風特攻はまだ続いてた 守るべき国で無くした逃げ場
爆心地の地表は3、4000度から 最大で太陽の表面の熱さ
熱線は屋根瓦を泡だてた 人体は消え去り 残ったのは影だ
爆風の圧力は人体を破壊し 窓から飛び散ったガラスは刺さった
熱さと痛み 飛び込む太田川 多くが浮かび流される体
半径2キロで家屋は全壊 それより先の街は半壊した
焼けた肌は痛覚が剥き出しだ 全身火傷 よろめいた足が
余命数時間 踏みしめる国土 守りたかったか 帝国の勅語
想像を絶する激痛に従い 動けない人は 路上で死ぬしかない
10時あちこちで上がった火の手 燃え盛り 大火災 倒れた人の
火傷負った背中に 熱が迫る 昼には凄まじい炎が全市を包む
通常の火災ではない高熱で 多くの人々が黒焦げにされた
建物の下で生きたままいる 家族の安否 項垂れた頚椎
広域で黒い雨が降り出す 水を欲しがる者は雨水を飲む
爆心から遠い者も雨を受ける 被曝が広がった 血便や吐血
急性放射線障害 原爆症 つづく 被爆者の生涯 奪われた元気
その後の突然死 異常な天気 この結果なのか1人の献身
黒い雨の粘り 濡れる人々 絶え間ない苦しみ 人の祈りも
何が落とされたかまだ解らない 降り続ける雨 恐怖は乾かない
死んだ赤ん坊を抱えた母が 叫んでる誰もが生死の狭間
焼けただれたまま生きてる地獄絵図 この惨状の記憶は慄える
逃げ惑う道に大勢が倒れた 足の踏み場もなくなった有様
皆黒焦げか皮膚は大火傷 うめき声 家族の名前を呼ぶけど
次々に死んで行く 応急処置も満足にできず 医薬品は不足
爆心地から1.2キロ以内で 約半数の人がその日に死んだ
翌日 日本時間の7日 米国トルーマンが声明を発表
原爆の使用が明らかにされた アメリカでは多くのメディアが迎えた
日本では報道に規制がかかる 広島の被害は小さく書かれる
8月8日 ソ連が日本に宣戦布告 和平は枯れる
9日 午前0時 ソ連軍 満州に侵攻を開始 既にない均衡
2時47分 米軍テニアン島基地からボックス・カー離陸
午前11時 日本 東京で最高会議が始まった頃
長崎市浦上地区 地上約500メートル 時刻は11時2分
ファットマン長崎原爆が炸裂 アメリカは2度目の核を手向ける
目標は北西に3.4キロ外れる 光が犯す過ちが溢れる
大義と経済事情のカクテル 裏にある思惑はまだ隠せる
終戦のためだと支持を集める 戦争は責任を歴史に預ける
長崎を襲う熱線と爆風 広島原爆以上の威力
浦上教会 全員が即死 先生達が消えた 職員室
推定74000人が死ぬ 通信が走る dead or alive
結論を出せない日本の会議 24時前に天皇が加わる
日付が変わる 10日の未明 ポツダム宣言の受け入れが決まる
報せは昼までに各国に伝わり 日本は終戦に向け動き出す
事実は日本国内で隠された 連合国側は報道に沸いた
この間際にも3機放たれる 人間魚雷は海中で散る
米軍の空襲は各地で続く 日本の軍部はクーデターを画策
満州のソ連軍は止まるわけがない 終戦勅書は修正を重ねる
広島原爆2キロ以内で直撃を受けた人の約8割が
亡くなった 終戦直前 炊き出しは乾パン 握り飯 並び待ちました
長崎では、約10000の朝鮮人、32人の中国人、7人の
アメリカ人、1人のオランダ人、1人のイギリス人が被曝死。
広島では約20000の朝鮮人、11人の中国人、10数人のアメリカ人が被爆死。
台湾人、東南アジアの留学生も被曝。
あれほど賑わった新天地東 見渡す限りの焼け野原になり
被曝翌日に 「復興」の二文字を金庫に掲げた老人と空
8月15日 動乱の皇居 迎える正午 玉音放送
苦難こそ乗り越えてくよ今日も 復興の日本 動かぬ証拠
2018年 広島 賑わう本通り この街は語る 本当に
パルコ裏 アリスガーデン 流川 新天地公園 買い出しのバーテン
赤という色に命が燃える 広島カープ応援帰り 人の数
宮島線は今日も混雑だ 揺れてる光は赤ん坊の魂魄さ
「元 お前は 麦になれ」その通り こうして蘇った広島の活気は
平和と共に続いて行く 届けよう戦争と核への警句
潤す牡蠣貝の涙はエキス 心込めて送るよ この台詞
潮騒 瀬戸内 ドラムとベース
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up
Hiroshima city, rise up. Coming up, yo
Nagasaki city, rise up.Coming up, yo
日本全土、rise up.Coming up, yo
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up
Nagasaki city, rise up.Coming up, yo
日本全土、rise up.Coming up, yo
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up
雲ひとつ無い 8月6日朝 8時15分 閃光が走った
広島型原爆 リトルボーイ エノラゲイには神父が同乗した
地上約600メートル地点で炸裂 この9日後に日本は敗れる
ウラン235/50キロのうち たった1キログラム程の分裂は
かつて大本営も置かれた軍都 広島の街を一瞬で葬った
交渉が滑らせた決戦兵器 通信や行政機能は ほぼ停止
誰が望ませた歴史の1ページ 即死だ お国に捧げた精神
神風特攻はまだ続いてた 守るべき国で無くした逃げ場
爆心地の地表は3、4000度から 最大で太陽の表面の熱さ
熱線は屋根瓦を泡だてた 人体は消え去り 残ったのは影だ
爆風の圧力は人体を破壊し 窓から飛び散ったガラスは刺さった
熱さと痛み 飛び込む太田川 多くが浮かび流される体
半径2キロで家屋は全壊 それより先の街は半壊した
焼けた肌は痛覚が剥き出しだ 全身火傷 よろめいた足が
余命数時間 踏みしめる国土 守りたかったか 帝国の勅語
想像を絶する激痛に従い 動けない人は 路上で死ぬしかない
10時あちこちで上がった火の手 燃え盛り 大火災 倒れた人の
火傷負った背中に 熱が迫る 昼には凄まじい炎が全市を包む
通常の火災ではない高熱で 多くの人々が黒焦げにされた
建物の下で生きたままいる 家族の安否 項垂れた頚椎
広域で黒い雨が降り出す 水を欲しがる者は雨水を飲む
爆心から遠い者も雨を受ける 被曝が広がった 血便や吐血
急性放射線障害 原爆症 つづく 被爆者の生涯 奪われた元気
その後の突然死 異常な天気 この結果なのか1人の献身
黒い雨の粘り 濡れる人々 絶え間ない苦しみ 人の祈りも
何が落とされたかまだ解らない 降り続ける雨 恐怖は乾かない
死んだ赤ん坊を抱えた母が 叫んでる誰もが生死の狭間
焼けただれたまま生きてる地獄絵図 この惨状の記憶は慄える
逃げ惑う道に大勢が倒れた 足の踏み場もなくなった有様
皆黒焦げか皮膚は大火傷 うめき声 家族の名前を呼ぶけど
次々に死んで行く 応急処置も満足にできず 医薬品は不足
爆心地から1.2キロ以内で 約半数の人がその日に死んだ
翌日 日本時間の7日 米国トルーマンが声明を発表
原爆の使用が明らかにされた アメリカでは多くのメディアが迎えた
日本では報道に規制がかかる 広島の被害は小さく書かれる
8月8日 ソ連が日本に宣戦布告 和平は枯れる
9日 午前0時 ソ連軍 満州に侵攻を開始 既にない均衡
2時47分 米軍テニアン島基地からボックス・カー離陸
午前11時 日本 東京で最高会議が始まった頃
長崎市浦上地区 地上約500メートル 時刻は11時2分
ファットマン長崎原爆が炸裂 アメリカは2度目の核を手向ける
目標は北西に3.4キロ外れる 光が犯す過ちが溢れる
大義と経済事情のカクテル 裏にある思惑はまだ隠せる
終戦のためだと支持を集める 戦争は責任を歴史に預ける
長崎を襲う熱線と爆風 広島原爆以上の威力
浦上教会 全員が即死 先生達が消えた 職員室
推定74000人が死ぬ 通信が走る dead or alive
結論を出せない日本の会議 24時前に天皇が加わる
日付が変わる 10日の未明 ポツダム宣言の受け入れが決まる
報せは昼までに各国に伝わり 日本は終戦に向け動き出す
事実は日本国内で隠された 連合国側は報道に沸いた
この間際にも3機放たれる 人間魚雷は海中で散る
米軍の空襲は各地で続く 日本の軍部はクーデターを画策
満州のソ連軍は止まるわけがない 終戦勅書は修正を重ねる
広島原爆2キロ以内で直撃を受けた人の約8割が
亡くなった 終戦直前 炊き出しは乾パン 握り飯 並び待ちました
長崎では、約10000の朝鮮人、32人の中国人、7人の
アメリカ人、1人のオランダ人、1人のイギリス人が被曝死。
広島では約20000の朝鮮人、11人の中国人、10数人のアメリカ人が被爆死。
台湾人、東南アジアの留学生も被曝。
あれほど賑わった新天地東 見渡す限りの焼け野原になり
被曝翌日に 「復興」の二文字を金庫に掲げた老人と空
8月15日 動乱の皇居 迎える正午 玉音放送
苦難こそ乗り越えてくよ今日も 復興の日本 動かぬ証拠
2018年 広島 賑わう本通り この街は語る 本当に
パルコ裏 アリスガーデン 流川 新天地公園 買い出しのバーテン
赤という色に命が燃える 広島カープ応援帰り 人の数
宮島線は今日も混雑だ 揺れてる光は赤ん坊の魂魄さ
「元 お前は 麦になれ」その通り こうして蘇った広島の活気は
平和と共に続いて行く 届けよう戦争と核への警句
潤す牡蠣貝の涙はエキス 心込めて送るよ この台詞
潮騒 瀬戸内 ドラムとベース
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up
Hiroshima city, rise up. Coming up, yo
Nagasaki city, rise up.Coming up, yo
日本全土、rise up.Coming up, yo
Anti-War & Anti-Nuclear, rise up