OVERWRITE by Eversolitude Lyrics

過ぎる時間虚しいだけ 目を閉じたら巻き戻せるかな
素直なんて疲れるだけ ありもしない傷を庇う

必要以上に痛がったって満たされるのは砂の器
注ぐほどにすり減っていつか壊れるのを待っている

(Overwrite)孤独なんて
(Write)上書きして
(Write)今更分からないよ
ああ待ってよ遠くなる足音 ああ待ってよ私だけ残したまま

背を向けて逡巡の海で秒針をまた一つ戻す
ありふれてる感傷と安い痛みに溺れるのはもう飽きたよ
辟易する同じ言葉を並べて悲劇を気取るお前
もういいかい? まだは待たない

書き換えて
何もかも

いつか君が思い出せなくなったっていいよ
今わたしに見えるものが全てだから
吐いた息に溶けた本音が雑音になって曇り空がいつしか君を濡らしてく
手の届かない強がりだけで過ごした時間を上書きして
(OVERWRITE)

(OVERWRITE) 夢の終わり
(Write)上書きして
(Write)もう一度始めよう
もう見えないよ 一人ぼっちの夕立
もう見えないよ 折れた傘で誤魔化す君

動き出した時計の針と壁を叩き点呼する雨
忌まわしくも愛しい記憶を新たに上書きして